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 花に染む 心のいかで 残りけむ 捨て果ててきと 思ふわが身に

 西行の歌で、意は「どうしてまだ花を美しいと感じるのだろう 全ての執着を捨てたはずなのに」。4月25日に発表された第21回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)でマンガ大賞を獲得したくらもちふさこさんの作品「花に染む」(集英社)は、この歌からタイトルが取られており、同時に物語のテーマも表しています。同作は「花染町」を舞台とした群像劇「駅から5分」(集英社)の続編であり、約10年をかけて両作は昨年完結しました。この歌の意が作中で説明され、「花染神社」のある「花染町」という架空の地名に込めた思いが明かされたのは、なんとシリーズ開始から5年も経った「花に染む」第5話。くらもちさんはスゴイ、と手塚治虫文化賞最終選考会でも賛嘆の声が上がりました。

 特集紙面を作るための受賞者インタビューでその経緯をくらもちさんにうかがうと、ちょっと恥ずかしそうな顔で、こう答えてくれました。

 「新しい連載の舞台となる町の…

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