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 戦艦「大和」をデザインしたマンホールのふた2枚が、広島県呉市に寄贈された。「日本の道百選」にも選ばれている赤れんが敷きの美術館通りに設置。そのうち1枚は近く、大和の慰霊碑のある旧海軍墓地近くに移される。

 「マンホールで日本を元気に!」をテーマに昨春発足した一般社団法人「街のフタ協会」(呉市)が企画。1941年に旧呉海軍工廠(こうしょう)で完工して間もない姿と、最後の出撃で沖縄へ向かう45年当時の姿をデザインした。県内を中心に約200自治体でデザインふたを手がけた友鉄工業(広島市安佐北区)に製造を依頼した。

 45年の姿の方は今月中旬にも、旧海軍墓地の近くに移設される。同協会の海生知亮(かいおともあき)代表理事は「呉を訪れる観光客に海軍墓地へも行ってもらい、戦争を考えるきっかけにしてほしい」。戦艦大和の一生をテーマに、今後も製作を続けるという。(佐々木康之)