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 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場となる「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」の着工式が27日、釜石市鵜住居町であった。18年の夏に完成する予定だ。

 津波で全壊した市立鵜住居小と釜石東中の跡地を約5メートルかさ上げした約9万平方メートルの敷地に整備される。総事業費は約39億円で、国の補助金で賄えない約8億円を市と県で負担する。全国に呼びかけている寄付金の総額は約2億500万円になったという。

 式典では約100人の関係者を前に地元の幼稚園児が「ちびっこ虎舞」を披露。釜石シーウェイブスの選手たちが整備前の敷地でトライの模範演技を見せた。最年長でW杯出場経験者でもある伊藤剛臣(たけおみ)選手(46)は「2012年に初めてここに来て一緒にがれき拾いをした時、W杯ができるなんて信じられなかった。復興を世界にアピールする大会になってほしい」と話した。(本田雅和)