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 エジプトを訪問したローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は29日、カイロ郊外のスタジアムでミサを執り行い、「友も敵も、すべての人を愛することを恐れないで」と語りかけた。キリスト教徒やイスラム教徒ら約1万5千人が参列した。

 法王は会場内をゴルフカートでぐるりと回り、参列者らに手を振ってあいさつした。集まった人たちはバチカンとエジプトの旗や、バチカンの国旗の色と同じ黄色と白の風船を手に、法王を歓迎した。参加したイスラム教徒のマナール・マギドさん(45)は「イスラム教徒もキリスト教徒も、神を信じ、平和を信じていることに変わりはない」と話した。

 エジプトでは昨年12月と今月にコプト教会を狙ったテロが起きたばかりで、会場周辺には厳重な警備態勢が敷かれ、ミサの最中も軍用ヘリが上空を飛行し、警戒にあたった。(カイロ=山尾有紀恵)

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