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 国際サッカー連盟(FIFA)のシェイク・アハマド理事(クウェート)がサッカー界のすべての役職から退く意向を表明した。30日、AP通信などが報じた。

 グアム・サッカー協会のリチャード・ライ会長がクウェート関係者などからの約100万ドル(約1億1千万円)の収賄を米国の裁判で認め、28日にFIFAから暫定活動停止処分を受けていた。関与が取りざたされたアハマド氏は不正は否定しつつ、「近く開かれるアジア・サッカー連盟(AFC)、FIFAの総会に向け、よけいな関心を呼ぶのは好ましくない」との声明を発表。サッカー界の全役職から退き、5月に改選されるAFC選出のFIFA理事選への立候補も取り下げる。

 アハマド氏はアジア・オリンピック評議会会長でもあり、中東のみならずアジアスポーツ界では多大な影響力を持つとされる。(ロンドン=稲垣康介