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 沖縄の反基地闘争と島々の自然、伝統の祭りを通して本土への怒りと悲しみを描くドキュメンタリー映画「標的の島 風(かじ)かたか」(三上智恵監督)が10日、北杜市長坂町長坂上条の長坂コミュニティホールで上映される。1950年代半ばに山梨に駐留した米海兵隊は沖縄に移転しており、主催者は「基地がある悲しみは私たちと無縁ではない」と訴える。

 市民グループ「にらいかない北杜」が5月末、試写会を開いた。映画は2016年6月、那覇市での米軍属による女性暴行殺人事件の追悼県民大会の場面から始まる。稲嶺進名護市長の「我々は、また命を救う『風かたか』(風よけ、防波堤)になれなかった」の言葉が重い。

 辺野古の新基地や高江のヘリパッド、宮古島・石垣島のミサイル基地建設と自衛隊配備。一連の動きは、南西諸島を軍事要塞(ようさい)化し中国と対抗しようとする米国の戦略の一環であると、映画は訴える。

 本土からの機動隊に激しく抵抗…

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