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 麻酔を使って出産の痛みを和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」で妊産婦が死亡するケースがあるとして、日本産婦人科医会は31日、全国約2400の産科医療機関の実態を調べる全国調査を6月上旬に始めることを決めた。安全対策の提言につなげたいとしている。

 無痛分娩は主に、脊髄(せきずい)の外側にある硬膜外腔(がいくう)に麻酔薬を注入する「硬膜外麻酔」という方法で痛みを和らげる。疲労が少なく産後の回復が早いとされる一方、麻酔の副作用で重い合併症が起こるケースがまれにある。厚生労働省研究班の2008年度の調査では、国内のお産全体の2・6%と推計されているが、現在の正確な件数や医療体制の実態がわかっていなかった。

 今回の調査項目は14~16年度の過去3年間における全ての分娩数と無痛分娩の数、産科医や麻酔科医の人数、麻酔を誰が管理しているかなど。過去1年間における、多量出血や母体合併症など、無痛分娩で重大事故につながりかねなかったヒヤリ・ハット事例も調べる。同医会の石渡勇・常務理事は「人員配置が不足していないかなどを調べた上で、安全対策のマニュアル整備や、安全性を担保する認定制度が必要か検討したい」としている。

 また同医会は、大阪府和泉市と…

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