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 八十八夜の2日、大津市坂本4丁目の日吉茶園で、坂本幼稚園の園児33人が茶摘みを体験した。

 茶園は、平安時代に最澄が中国から持ち帰った茶の種を植えた、日本最古の茶園とされる。園児たちは茶園を管理している日吉大社の馬渕直樹宮司(64)に手本を見せてもらいながら茶摘みに挑戦。約110平方メートルの茶園にある20株ほどの茶の木から、一つ一つ丁寧に新芽を摘むと、園児同士で互いに見せ合って喜んでいた。勝田愛寿(あんじゅ)ちゃん(4)は「いっぱいとれてうれしい」と話していた。

 茶園で摘まれた茶葉は別の茶園が抹茶に加工し、6月4日に比叡山延暦寺(同市坂本本町)である最澄の法要「長講会(ちょうこうえ)」に供えるという。(石川友恵)