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 今月9日に迫った韓国大統領選で3日、調査機関「韓国ギャラップ」と「リアルメーター」は、1~2日に実施した世論調査の結果を公表した。最大野党「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)氏(64)が安定した戦いぶりで優位に立っている。野党第2党「国民の党」の安哲秀(アンチョルス)氏(55)、朴槿恵(パククネ)政権の与党だった自由韓国党の洪準杓(ホンジュンピョ)氏(62)が2位争いを繰り広げている。

 文氏の支持率は韓国ギャラップの調査では38%、リアルメーターでは42・4%。いずれの調査でも、保守層が厚い「60代以上」と「大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクト)」を除いた各年代、各地域で1位と、幅広い層の支持を得た。

 一方で、「60代以上」と「大邱・慶尚北道」でトップに立ったのは洪氏だ。韓国ギャラップの調査では4月第1週に支持率7%だったのが、5月1~2日の調査で16%まで追い上げた。リアルメーターの調査では18・6%と安氏に並んだ。

 保守層の支持は一時、安氏に流れていた。しかし、緊迫した朝鮮半島情勢のなかで、洪氏は北朝鮮について「私が大統領になれば力で制圧する」と訴えるなど強い姿勢を積極的に示し、保守層が結集しつつある。

 公職選挙法に基づき、3日以降に行われる世論調査は結果は公表が禁じられる。このため、選挙期間中に公表される支持率は今回が最後になる。(ソウル=東岡徹

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