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 草津市に伝わる国の選択無形民俗文化財「サンヤレ踊り」が3日、市内各地で披露され、下笠町の老杉神社でも踊りの奉納があった。

 サンヤレ踊りは、疫病や災いなどを追い払うため、室町時代に始まったとされる。老杉神社の境内では、地元の子どもら約20人が踊りを奉納した。野山への感謝の心(山野礼)や、「幸あれ」という言葉に由来するという「サンヤレ、サンヤレ」というかけ声と、鉦(かね)や笛の音が響く中、花笠をかぶった男児が、太鼓を打ち、軽やかに踊った。

 太鼓打ちを務めた山元七音さん(9)は「間違えないように気をつけた。練習通りにちゃんと打ててよかった」と汗をぬぐった。(八百板一平)