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 米マイクロソフト(MS)は2日、ニューヨークで教育関係者を招いてイベントを開き、教育現場向けに機能を抑えた基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10S」と、10Sを載せた薄型ノートパソコンを発表した。

 10Sは、MSの公式サービス「ウィンドウズストア」で扱っているアプリだけを使えるようにして、安全性を高めた。10Sを載せた「サーフェスラップトップ」を6月15日に発売。価格は999ドル(約11万円)からで、学生の間で人気がある米アップルの薄型ノートパソコン「マックブックエア」に対抗する。

 併せて、東芝や富士通、韓国サムスン、米HPやデルなどの学校向けノートパソコンを最低189ドルで売り出すことも発表した。

 サトヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は「すべての学生に機会をもたらし、教育を民主化するのが私たちの使命だ」と述べ、教育現場で使いやすいサービスや商品の開発に力を入れる考えを示した。ただ、いずれも日本での展開は未定だ。

 教育現場向けの低価格パソコンでは、米グーグルが自社の「クロームOS」を載せた「クロームブック」で先行している。(ニューヨーク=江渕崇)