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 鳥取県若桜町の若桜鉄道若桜駅で5日、車体をピンク色に染めた蒸気機関車(SL)が走るなどのイベントがあり、近隣の住民や県内外の鉄道ファンでにぎわった。

 地域の活性化などを狙いに若桜鉄道が昨年から企画。今年は鉄道写真家の中井精也さんらを招いたトークショーもあり、SLの魅力や鉄道写真の撮り方を話し、多くのファンが耳を傾けた。

 SLは希望者を乗せたトロッコを引っぱったり押したりして駅を起点に約240メートルを往復。汽笛を鳴らして走り出すと入場者から大きな歓声が上がった。岡山市の大学生田中瑛三さん(24)は、インターネットでこの催しを知って訪れたという。「SLは黒という常識があったが、ピンク色のギャップが良かった」と感激した様子だった。

 SLは1938年製のC12―167号機で、旧国鉄若桜線などを走り、今もイベントなどで活躍している。28日まで展示し6、7、14、21、28日には乗車体験もできる。各日午前11時、午後1時半、3時15分の1日3回で1回200円。別途、大人のみ入構券(300円)が必要。定員は各回30人ほど。(鈴木峻)