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 西桂町倉見のクマガイソウ群生地が見ごろを迎えている。倉見山(1256メートル)の登山道脇に約5千株が咲き、大型連休明けの8日も愛好家たちが訪れ、薄紫色の珍しい二輪咲きなどにカメラを向けていた。

 町の委託を受けて世話をしている永田茂さん(71)は「春先の寒さで例年より1週間ほど遅れたが、3日ごろから咲き始め、今週が見ごろ。根に力ができてきて花付きも良い」と言う。

 ラン科の多年草で環境省のレッドデータブックの絶滅危惧種。花の袋状になった部分が源平時代の武士熊谷直実が背負った「母衣(ほろ)」に似ていることから、名付けられたといわれている。

 クマガイソウ園の開園は18日までの午前9時~午後4時。無料。問い合わせは町産業振興課(0555・25・2121)へ。