皇后さまは8日、歴代の皇后に受け継がれている「養蚕」作業の一つ「山つけ」を、皇居内の野蚕室で行った。「山つけ」は、カイコの一種「天蚕(てんさん)」の卵を、孵化(ふか)後の餌となるクヌギにあらかじめとめつけておく作業。卵は数日で孵化し始め、7月ごろには緑色の繭が収穫できるという。

 皇后さまは、卵がついた和紙13枚をクヌギの枝にホチキスでとめ、餌となる葉の生育状況について「いかがですか」と職員に尋ねていた。(中田絢子