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 「地毛証明書」は生徒のためか、プライバシーの侵害か――。東京の都立高の約6割が導入しているこの制度について、都立高を所管する東京都教育委員会の堀川勝史・主任指導主事(生活指導担当)と、批判的な山梨学院大の荒牧重人教授(子ども法)に話を聞いた。(土居新平、峯俊一平)

「間違った指導を防ぐため」堀川勝史・東京都教委主任指導主事

 ――地毛証明書を導入する理由は何ですか

 「生来の頭髪が茶色いなど指導上の配慮が必要な生徒に対し、事前に申告するよう依頼する学校がある。しっかり頭髪指導をする中で、(地毛が茶色い生徒に)間違った指導をしないために行われている」

 「保護者や地域住民から生活指導について改善を求められている一部の学校では、一人の生徒の違反行為を見逃すと、それが全体に波及して学校全体の規範意識が低下することもありうる。頭髪指導を徹底するため、保護者に協力を求め、書面による届け出を依頼するところがある」

 ――一部の高校では証明書に加え、裏付けとして幼児期の写真を求めています

 「生徒や保護者との信頼関係の確保などの観点から、一律、画一的な実施は避けた方がいい。(保護者が生徒指導への協力を求めるなど)個別状況で、真に必要な場合に限られるべきだ」

 ――身体的特徴を自ら証明させることは、人権上の配慮に欠けるとの指摘があります

 「生徒の状況を踏まえ、個別に対応する必要がある。書面の提出を依頼する場合、事実誤認を未然に防ぐという趣旨と届け出は任意であることを生徒と保護者に明確に伝える必要がある」

 ――国際化が進む中、「黒髪、…

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