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 笠間市の笠間稲荷神社で10日、今年の豊作を祈願し、お供え用の米の苗を植える「御田植祭」があった。70人ほどの人が見守る中、水戸農業高の女子生徒らが昔ながらの姿で、県産の米「ゆめひたち」の苗を植えた。

 女子生徒6人は水田に入ると、横一列に整列。太鼓が3度打たれたのを合図に、一斉に苗を植えていった。水田のそばでは笠間中学校の生徒12人が「御田植祭歌」を歌い、エールを送った。

 笠間稲荷神社によると、現在のかたちで御田植祭が行われるようになったのは1936年ごろから。女子生徒が参加するようになったのは、お供え用の米を少女の清らかな手で植えて欲しいという思いからだとされる。東海村の水戸農高1年、仲田琴美さんは「足が抜けなくなって転びそうになったが貴重な経験です」と笑顔だった。