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 佐世保市の九十九島水族館「海きらら」で人気のイルカ2頭が10日、自然交配での繁殖を目指し、大分県津久見市の施設へ送られた。約2カ月後には戻ってショーを再開する予定だが、妊娠したかどうかが判明するのは、7月末~8月上旬ごろの見通しという。

 移送されたのは、2009年から飼育しているハンドウイルカ「ナミ」と「ニーハ」(ともにメス、推定12~13歳)。2頭は和歌山県太地町(たいじちょう)での追い込み漁で捕獲されたイルカで、ほかにハナゴンドウのメス1頭とともに同館が購入。この1頭が15年に死んだため、ショーの負担軽減に向けて頭数増が課題となっていた。

 イルカ漁を巡っては、追い込み漁に対する国際社会の批判を受け、日本動物園水族館協会(JAZA)が15年に、太地町での追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を禁止。同館はJAZAに加盟しておらず、引き続き太地町側からの購入は可能だが、こうした背景もあり、まずはイルカ本来の繁殖能力を生かすことに初挑戦することになった。結実しない場合には、人工授精や購入の選択肢も残しているという。

 この日、2頭は飼育プールから…

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