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 内戦が続く南スーダンで9日、キール大統領が政府軍のマロン参謀長を解任した。マロン氏は、内戦のきっかけとなった昨年7月の政府軍と反政府勢力の戦闘で、政府軍を率いた実力者。内戦の行方に影響を及ぼす可能性もある。AP通信などが伝えた。

 APなどによると、解任は9日夜、国営テレビで発表された。政府は「通常の交代」としているが、軍に強大な影響力を持つようになったマロン氏を、キール氏が「追放」したとの見方も出ている。

 南スーダンでは今年2月、軍幹部らが現政権を非難して相次いで辞任。一部は新たに反政府勢力を組織して政府軍と戦闘を続けており、混乱は深まる一方だ。日本の自衛隊は首都ジュバで国連平和維持活動に参加しているが、5月末に撤収する方針。(カンパラ=三浦英之

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