常陸宮妃華子さま(76)は10日、東京都千代田区のホテルニューオータニ東京で、自身が名誉総裁を務める「日本いけばな芸術協会」の創立50周年記念式典に出席した。いけばなを通じ、「これからも世界の人々に美と心を伝えていただきたい」などと述べた。

 同協会は、1966年に全国のいけばな流派によって創立され、華子さまは92年に故・高松宮妃喜久子さまから名誉総裁を引き継いだ。式典で華子さまは、「国際社会における相互理解、文化交流の必要性はますます高まっており、協会の社会的役割は重要なものとなってまいりました」と呼び掛け、今後の活動に期待を寄せた。

 また、式典に先立ち、東京都中央区の高島屋日本橋店で開かれている創立50周年の記念展に足を運び、色とりどりの作品が並んだ会場を視察した。同展は17日までの期間を通じ、約千人の作家による作品が代わる代わる展示される。(中田絢子