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 政府は10日、5月末に活動を終える南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣中の陸上自衛隊の施設部隊が使っていた重機や居住用コンテナなど計27億円分を国連に無償譲渡する方針を固めた。16日に閣議決定する予定。

 譲渡されるのは、道路整備などに使われた大型ブルドーザーやパワーショベルのほか、首都ジュバの宿営地で使われた居住用コンテナや発電機など。譲渡は国連の要請に基づくもので、国連南スーダン派遣団(UNMISS)の活動に充てられる。防衛省幹部によると、政府が2014年に武器輸出を条件付きで認めた「防衛装備移転三原則」の「武器」に該当するものは含まれていないという。

 施設部隊は4月中旬から順次帰国を開始。残りの要員は今月23日に物資を引き渡した後、25日に出国、27日に帰国する。要員の多くが所属する陸自第9師団(青森県)では稲田朋美防衛相が出迎える予定。(相原亮)