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 性犯罪者と名指しして男性の顔写真や住所などを載せた虚偽のビラを作り信号柱に貼ったとして、京都府警は10日、不動産業西口雅也容疑者(43)=大津市稲葉台=を名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 下京署によると、西口容疑者は昨年4月11、12日、京都市下京区の会社員男性(44)が性犯罪者だとする虚偽のビラを作り、男性の自宅近くにある信号柱に貼った疑いがある。ビラはA4サイズで、「この近くに性犯罪者が出入りしている可能性があります」などの文章とともに、「性犯罪者氏名○○(男性の実名)」や男性の顔写真、住所、生年月日が書かれていた。男性宅付近には同じビラが他に6枚貼られたという。

 署によると、2012年9月、同市東山区の道を車で走っていた男性がブレーキを踏んだ際、後ろをバイクで走っていた西口容疑者が転倒。接触しておらず単独事故として処理されたが、この際に男性の免許証を撮影し、ビラに悪用したとみられるという。

 西口容疑者は、経営する不動産屋ののぼりに男性に似た人物がいたずらをする様子が防犯カメラに映っていたため、その仕返しにビラを貼ったと話しているという。だが、同署は、西口容疑者が事故をうらみに思い、犯行に及んだとみて調べている。