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 養蚕が盛んだった明治から昭和初期にかけての農家などが残る養父市大屋町の大杉地区が、国の「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選ばれることになった。養蚕農家の建物などが残る約5・8ヘクタールの地域で、国の文化審議会が19日、文部科学相に答申した。県内で重伝建の選定は神戸・北野町の異人館街などに続き5カ所目。地元では喜びの声が広がった。

 養父市教委によると、重伝建に選定される地域には養蚕農家を中心として神社や寺院など約30の建物が残る。このうち養蚕農家は3階建てが12棟、2階建てが9棟で、養蚕に使われた3階や2階の外壁にある蚕のフンやごみを捨てるための「掃出窓(はきだしまど)」などが特徴。蚕の飼育に必要な温度管理のため、屋根に「抜気(ばっき)」と呼ばれる通風装置を設けられているものもある。

 大杉地区では重伝建の選定に向け、昨年4月に「大杉伝統的建造物群を守る会」(河辺巧会長)が結成された。守る会の事務局長で建築士の河辺操さん(67)は、同じ但馬地域で重伝建の豊岡市出石町の城下町と比較し、「大杉地区は建物の数が少ない。それだけに、一軒、一軒を大事に保存していく必要がある」と指摘する。

 農業特区の養父市では規制緩和…

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