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 海上保安庁は、フィリピンとベトナムの海上保安機関に供与した巡視船と、日本の巡視船との初めての合同訓練を、6月に南シナ海などで実施することを決めた。両国は南シナ海の領有権を巡って中国と対立。日本は両国の海上保安機関を支援することで、中国の海洋進出や軍事衝突を抑えたい狙いがあるとみられる。

 海保は今春、東南アジア各国の支援に専従する「海上保安国際協力推進官」を新設。今回のフィリピンとの訓練が初の実践的な業務指導となる。尖閣諸島などで中国と海洋権益を争う日本は、同じく中国と対立する南シナ海周辺国に船を供与する「巡視船外交」を進めてきた。今回はその船を使った合同訓練で、より強い連携に踏み込む。

 具体的には、6月3日にフィリピン南部のダバオ沖で、同国沿岸警備隊に昨年供与した全長40メートル級の巡視船を使い、海賊行為などの違法行為の取り締まり方法などを指導する。小回りが利く巡視船搭載の高速ゴムボートの運用ノウハウも授ける。日本からは、ヘリコプター搭載型の巡視船「えちご」(約3100トン)が参加。指導は推進官が中心となって行う。

 同16日には、ベトナム中部のダナン沖で、同国海上警察に対して2015年に供与した巡視船と、「えちご」が同様に合同で訓練をする。漁船の違法操業の取り締まり訓練も行う。

 両国所有の小型船を使った海難…

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