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 静岡県磐田市大久保のアパートの一室で9日午後5時半ごろ、台所のコンロ付近約20平方メートルが焼ける火災があった。磐田署や市消防本部によると、当時、ペットの犬だけが部屋におり、部屋の状況などから犬がコンロに火をつけた可能性があるという。犬は無事だった。

 署などによると、この部屋に住む会社員の女性(30代)は一人暮らしで、出火当時は外出中だった。出火元はコンロとみられ、長押しすると火がつくタイプで、大人の腰あたりの位置に置かれていた。

 出火原因は調査中だが、部屋にはカギがかかっていて外部からの侵入の形跡はなく、漏電の可能性もないという。調べると点火ボタンは押された状態だった。犬が前脚でボタンを長く押して火をつけ、何かに燃え移った可能性も否定できないという。

 犬が誤って点火ボタンを押してしまう可能性について、ガス器具大手パロマは、同社ホームページにイラストとともに使用時の注意点の一つとして紹介している。安全のためにロックすることや、周りに燃えやすいものを置かないことを呼びかけている。(張春穎)