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 「日本代表ウェアの個人スポンサーのロゴ掲示を、制限する」。2020年東京五輪の追加競技になったスポーツクライミングの競技団体が今季から通告した新方針に、選手たちが反発している。五輪効果で認知度が一気に高まり、競技団体が大口スポンサーを獲得しやすくなったことで、これまで地道に支えてくれた企業を大切にしたい選手との間に対立が生じている。

 7日に閉幕したボルダリングワールドカップ(W杯)八王子大会。エントリーした日本選手42人の多くが、ユニホームに同じステッカーを貼った。「KEEP OWN SPONSORES for PRO activity」(プロ活動のために、個人スポンサーを守って)。男子選手の一人は「僕らの思いを分かってほしかった」と話した。

 発端は昨年12月。日本山岳・スポーツクライミング協会が都内で開いた説明会だった。内容は、国際大会で着用する代表ベストに付けるロゴは、17年シーズンから公式スポンサーに限るというもの。選手個人のスポンサーロゴは、以前から認められていなかったユニホームに加え、ベストでも掲示禁止となった。ユニホームの短パンは昨季まで自前だったため、個人スポンサーの掲示が事実上可能だった。だが、今季からは協会支給となり、それもかなわなくなった。

 表彰式やミックスゾーンで取材…

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