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 忍者を象徴する手裏剣を投げて点数を競う「伊賀流手裏剣打(うち)選手権大会」が今年度も開かれる。来年3月に伊賀市で本選があり、全国7カ所で実施する予選への参加者を6月1日から募集する。市が2月に「忍者市」を宣言し、忍者を通じた観光面の飛躍に期待が膨らむ中、関係者はこれまで以上の盛り上がりを願っている。

 大会は伊賀上野観光協会が主催し、今年度で9回目。手裏剣打ちをスポーツ化することで忍者ファンの裾野を広げ、伊賀への誘客を図る狙いなどがある。

 競技は男性6メートル、女性5メートルの距離から的をめがけて手裏剣を投げ、的中した点数と投げる所作、礼儀などの評価点で競い合う。来年3月11日に伊賀流忍者博物館(上野丸之内)で行われる本選の優勝者には純金製、2位には純銀製、3位には銅製の手裏剣が贈られる。

 予選は9~12月にかけて、うえせん白鳳プラザ(上野東町)のほか大阪、愛知、静岡、九州、京都、東京である。全予選の終了時点での上位40人が本選出場できる。

 伊賀市は忍者市宣言に加え、4月には滋賀県甲賀市とともに「忍びの里 伊賀・甲賀―リアル忍者を求めて」が文化庁の「日本遺産」に認定され、追い風が吹く。大会の担当者は「忍者が注目を集めるようになっているので、参加者が増え、忍者に興味を持つ人が増えてくれたら」と願っている。

 参加対象は中学生以上で、各予選会場とも先着50人を受け付ける。参加費千円で、ルールブックを持っていない人は別途200円が必要。参加希望者は電話で伊賀流忍者博物館(0595・23・0311)へ申し込む。佐賀県嬉野市の九州予選は肥前夢街道(0954・43・1990)へ。(燧(ひうち)正典)