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 大阪府河内長野市の山中に無許可で建設残土を捨てたとして、僧侶の坂田義明容疑者(67)や松尚建設(大阪市旭区)の元会長の松島募容疑者(67)ら男6人が16日、府砂防指定地管理条例違反と府土砂条例違反の疑いで府警に逮捕された。残土が投棄されていたのは、坂田容疑者の所属する宗教法人「成田山不動院」(本部・鹿児島県指宿市)の河内長野別院の敷地だった。

 静かなはずの山中に昨夏、何度もダンプカーが行き来した。

 捜査関係者によると、松尚建設は昨年夏、宗教法人が所有する山中への残土搬入を認めた「残土券」を発行し続けていた。売り先は、大阪府内や和歌山県内などの計10社以上。残土券は10トンダンプカー1台につき1万円。回数券のようにつづりで販売し、数千万円を売り上げたとされる。

 府警は、残土搬入を認めてもらうため、売り上げの一部が別院側に渡ったとみている。府警の逮捕前の聴取に対し、松尚建設の役員は「お布施として払った」と話していたという。今月、朝日新聞の取材にも同社の関係者は「別院側に昨年7~9月に4回、計410万円を現金で渡しており、領収書もある。残土処分代ではなく、『寄付金』『お布施』として払っていた」と説明していた。

 大阪府内の複数の業者によると…

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