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 爪のおしゃれを通じて、お年寄りの女性に自信や元気を取り戻してもらおうという活動が広がっている。取り組んでいる「福祉ネイリスト」は全国に約300人。高齢化社会が進むなか、「美容」が認知症予防効果をもたらすことにも期待した試みだ。

 青森市のグループホーム「サニー・ライフ」。リビングに設けられたネイルケア会場では、入所する77~95歳の女性16人がネイリストと向き合っていた。

 「明るい色好きだもんね」「肌が白いから映えるよね」。ネイリストから声をかけられながら、爪がピンクや紫に彩られていくと笑みがこぼれた。

 人生初のネイルという蝦名キヌさん(88)は、左薬指の爪に好きなバラを描いてもらった。「じゃいご(田舎)者だから、おしゃれをすることもなかった。年をとっても、やっぱり女は女だ」。指を広げ、手をかざしていた。

 ネイルケアをしたのは一般社団法人「シニアチャレンジッドメンタルビューティー協会」(SMBA、大阪府岸和田市)が認定した福祉ネイリストら。SMBAは、ネイルサロン経営の荒木ゆかり代表(55)がデイサービスに通う高齢女性にネイルケアをしたところ、喜ばれたのをきっかけに2年前に設立。約300人が登録されている。

 福祉ネイリストの認定には計7日間の講習や実技訓練などが必要だ。ネイルケアのときは、お年寄りの誤飲を防ぐために付け爪や装飾用の金属製品は使わず、20分以内に終わらせる配慮もしている。

 高齢女性へのネイルケアには、…

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