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秋村泰平堂4代目:秋村敬三さん(39)

 祭りや神社などを彩ってきたちょうちん。ちょうちん製造で100年近くになる秋村泰平堂(あきむらたいへいどう)〈大阪市中央区〉の4代目だ。今は結婚式用に家紋や花柄が入ったものを作るほか、光や音を組み合わせて金魚を幻想的に見せる展示にも参画した。東京・新宿に昨春改装オープンしたセレクトショップ「ビームス ジャパン」の建物正面には、自身がかかわった63個のちょうちんを使った作品がお目見えした。新分野を切り開き、日本文化の発信に一役買う。

 東京の会社に勤めた後、25歳で家業を継いだ。当時すでに祭りが減るなどで注文が低迷していた。毎年、業界関係者の廃業の知らせも届いた。将来に不安を持っていたとき、中小企業経営者の集まりで「歴史は信頼があるから築けたもの。胸を張ったらいい」と声をかけられた。迷いが吹っ切れ、覚悟を決めた。「高揚感や非日常感を与えてくれるのがちょうちんの魅力。アイデアを駆使して身近な存在にしたい」。ちょうちんの形づくりから色付け、表現まで、すべて自由に対応できるのが強みだ。若手クリエーターや企業との連携にも積極的に取り組む。

 3人の子どものいずれかが継ぎたくなるような仕事にすることを目指す。「次の100年も、伝統の灯をともしていけるように努力を積み重ねたい」

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