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 第5回全日本小中学生ダンスコンクール(朝日新聞社主催、キユーピー協賛)は、8月にブロック大会が開かれる。毎年、いろいろなチームが集うこのコンクール。「踊る方も見ている方も楽しいダンス」で夏を目指す小中学校のチームを紹介しよう。

 東京都大田区立道塚小のダンスクラブは初出場。学校の特別活動として、週2回、夕方に練習する。1年生から6年生まで、55人(女子50人、男子5人)が所属している。

 練習を訪れると、ディズニーのショーで使われる曲にのり、児童たちが笑顔で踊っていた。

 「動きを止める時は、呼吸を止めるといいよ」「手を開く時は、中指に全神経を注いでパッと開くと、指の感覚が均等になるよ」

 坂巻嵩哲教諭(30)が見せる手本と指導内容は本格的だ。実は、坂巻教諭は現役の俳優でもある。かつてダンサー養成学校でテーマパークダンスを習い、今も年に2度ほど、学校の業務に支障がない範囲でミュージカルの舞台に立つ。5月の連休中も、川崎市での白雪姫のミュージカル公演で王子役を担った。

 最近は地元の蒲田駅前のお祭りや大田区内のフェスティバルなど、ダンスショーを披露する機会が増えた。「人前で踊ることにも慣れ、スキルも上がってきた」と、コンクールの出場を決めたそうだ。

 メンバーの半分以上は、このクラブでダンスに初めて触れた。「見ている人を元気に、笑顔に」を合言葉に、金賞を目標に練習に励んでいる。

 東京都北区の星美学園中ダンス部は、5回連続の出場。昨年は東日本大会で金賞、全国大会は銅賞に輝いた。

 部員は18人。初心者が圧倒的に多い。顧問の佐藤寛子教諭は「技術とともに、見る側が、一つのストーリーを見終えた感覚になれるような構成、表現力を大事にしている」という。

 練習は、卓球部やバスケットボール部がフロアを使う中、体育館の壇上で行う。部員たちは「やるからには金賞!」。佐藤教諭は「思春期でつらいこともあるけど、見ている人に抑圧感を感じさせないダンスで、まずは楽しく」と話す。

 この夏は、ロックバンドsumikaの曲「チェスターコパーポット」で、周囲から馬鹿にされながら、船に乗って宝探しに出る仲間同士の絆を表現する。

 第5回大会の応募締め切りは「オープン参加の部」が6月9日、「学校参加の部」が同23日。詳しくは公式サイト(http://www.asahi.com/event/dance/)、または、大会事務局(03・3547・5570)へ。(中小路徹

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