[PR]

 手塚治虫や赤塚不二夫ら有名漫画家が駆け出し時代を過ごした「トキワ荘」を語り継ぎたい――。かつて豊島区にあったアパートで切磋琢磨(せっさたくま)した若者たちの姿を描いた紙芝居を、地元住民らが4年がかりで完成させた。24日に区内でお披露目する。

 紙芝居を作ったのはNPO法人「はばたけ千早」語り部部会のメンバーら。タイトルは「夢を育む トキワ荘のヒーローたち」で、アパートに住んだ10人の若き漫画家たちが登場する。牛乳配達をしながら作品づくりに励んだ、キャベツ炒めをごちそうに食卓を囲んだ、といったエピソードを盛り込み、貧しいながらも夢に向かって共に努力した姿を18枚に描いた。

 制作にかかり始めたのは4年近く前。NPO法人の高木継夫理事長(79)が「世界中に日本の漫画やアニメのファンがいるのに、その原点でもあるトキワ荘の文化的な価値を知らない住民が多い」と思い、提案した。約10人のメンバーで文献を調べ、時に本人や家族らに事実関係を確認してストーリーを練った。

 プロダクションに承諾をもらっ…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら