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 認知症患者が徘徊(はいかい)した時、家族らが発見しやすい靴をアキレスが開発した。靴に小型発信器が内蔵されており、半径300メートルの範囲であれば居場所が特定できる。6月上旬にアキレスのネット通販サイトで発売し、靴と小型発信器、システム導入費用で計約20万円(2年分の通信費込み。3年目から通信費が年約5万円必要)かかる。

 アキレスと、自動車の盗難防止装置で知られる加藤電機(愛知県半田市)が共同開発した。アキレスの介護シューズ「ヘルシーライフ」に、加藤電機の発信器と検知システムを組み合わせた。靴を履いた人が自宅や介護施設など設定した範囲の外へ出たら、職員や家族にメールで知らせる。さらに、専用端末の画面に、発信器がある方向の矢印と距離が表示される。矢印に従って、靴を履いた人を探す仕組み。

 建物内や地下にいる人も発見しやすいのが特徴。発信器は1回の充電で1・5カ月使える。(和気真也

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