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■菅義偉官房長官

 (加計学園が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画で、内閣府が文科省に「官邸の最高レベルが言っている」などと対応を求めたとする文言が、日時などが特定された文書に記されていることについて)本日も報道されていたが、出元も相変わらずわからない、信頼性も定かでないことには変わりはない。内閣府に確認したが、「官邸の最高レベルが言っている」とか、「総理のご意向」だとか、そういう事実はない。総理からもそんな指示は一切ない。

 国家戦略特区は、何年も手がつけられなかった規制の岩盤にドリルで風穴を開ける制度だ。この獣医学部の新設も、平成19年(2007年)の11月に(愛媛県)今治市などによって構造改革特区として提案されて以来、長年、実現できなかった、まさに岩盤規制ではなかったか。提案の当初から、加計学園が候補として記載されていた。

 総理の「特区ではスピード感をもって規制改革を進めるべきだ」との指示のもとで、地域の実態や事業者の声に耳を傾け、できるだけスピーディーに実現をすべく、内閣府が制度を所管する関係省庁と厳しい折衝を行って、議論を深めていくのは当然のことじゃないか。今まで、手ぬるいとか、生ぬるいとかの批判はいくらでもあったが、岩盤規制を打ち破っていくため、関係省庁と内閣府の間で議論を深めていくことは当然のことだ。(記者会見で)