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 温暖な気候に恵まれ全国屈指の生産量を誇る御坊市のスターチスが今シーズンの出荷の最終盤を迎えている。ビニールハウスでは、紫を中心に白、ピンクなど色とりどりの花が栽培されている。

 同市のスターチスは例年10月下旬から出荷を始め、3月の中下旬に出荷の最盛期を迎える。ただ、JA紀州青年部を中心に数年前から、「母の日には、亡き母をしのんで墓参りで花を供えよう」と「母の日参り」の取り組みを続けており、最盛期を過ぎても6月下旬まで出荷を続けるという。

 農家の瀬川和哉さん(38)は、例年1シーズンで60万本ほどのスターチスを出荷している。瀬川さんは、「スターチスは彼岸の仏花として広く認知されているが、生花でも日持ちし、色も豊富なので、家庭でも飾ってもらいたい」と話した。(金居達朗)