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 難病を抱える1歳の三男を殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われた無職の母親(42)=宮城県富谷市=の裁判員裁判の初公判が18日、仙台地裁であり、起訴内容を認めた。検察側は、母親が将来を悲観し、犯行に及んだと指摘。弁護側は、犯行当時うつ病で、責任能力に疑問があるなどとして減刑を求めた。

 起訴状によると、母親は2016年11月17日午前7時45分ごろから午前8時25分ごろの間、仙台市青葉区の県立こども病院で、入院していた三男の口と鼻を両手で塞ぎ、殺害しようとしたとされる。三男は一時、心肺停止状態になったが息を吹き返した。

 検察側の冒頭陳述などによると、三男はテイ・サックス病と呼ばれる難病を患っていた。8万~10万人に1人の確率で発症するとされる遺伝性の病気で、進行すると目や耳が機能しなくなったり、筋力低下で自発呼吸が困難になったりする。有力な治療法がなく、3~4歳で亡くなることが多いという。

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