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 昨年の米大統領選でのロシアの介入疑惑に関連し、自身の陣営とロシアの関係について追及を受けてきたトランプ米大統領が18日、記者会見した。捜査にあたる特別検察官の任命について、「魔女狩り」などと述べて強い不快感を示し、連邦捜査局(FBI)への圧力も否定した。議会からは、自分こそが被害者のように装うトランプ氏の姿勢に非難が相次いだ。

 コミー前FBI長官に、元側近への捜査の打ち切りを働きかけたか。トランプ氏は記者の質問が終わらないうちに「ノー、ノー」と強く否定し、「次の質問は?」と話題を切り替えようとした。

 もし圧力が事実なら、連邦法の重罪に当たる司法妨害罪になり、トランプ氏が議会から弾劾(だんがい)される可能性が高まる。トランプ氏は「全くばかげた話だ。みんなそう思っている」と一蹴し、問題の核心には詳細な説明を避けた。

 そして、特別検察官の任命に関して「すべてのことが魔女狩りだ」と言い放った。

 19日から初の外遊を控えているトランプ氏は、このタイミングでの特別検察官の任命にいら立ちを隠せない。トランプ氏は18日、ホワイトハウスにニュース番組の司会者を集めた昼食会で「(特別検察官の任命は)我々の国をひどく傷つける。国としてまとまっていないことを見せることになり、かなりネガティブだ」と話した。会見でも雇用改善や軍備増強、健康保険改革などの政権課題に取り組むことを強調して、疑惑から目をそらそうと試みた。

 18日は、マラー元FBI長官…

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