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 観光庁が19日に発表した4月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比23・9%増の257万8900人で、月間での過去最多を更新した。伸び率は2、3月は1ケタ台だったが、3カ月ぶりに20%台となった。昨年4月は熊本地震の影響でやや低調だったが、持ち直した。

 観光庁の田村明比古長官は記者会見で、今年の訪日客が今月13日に1千万人を超えたことも明らかにした。過去最速のペースという。2020年までに年間4千万人にする目標へ向け「順調だ」との認識を示した。中国以外の国・地域からの客数も増やし、今後も全体で高い伸び率を維持したいという。

 4月は全体の2割を占める韓国人が56・8%増と大きく伸びた。韓国はキリスト教徒が多く、今年は4月中旬だった復活祭に合わせて休暇を取り、来日した人が多かったとみられる。中国人客は2・7%増にとどまった。中国では欧州旅行の人気が高まっている影響が出ているようだ。(森田岳穂)