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 イラン大統領選は19日午前8時(日本時間午後0時半)から投票が始まった。午前8時に最高指導者のハメネイ師(77)が投票を済ませると、国内に6万以上設置された投票所には多くの人が次々と足を運んだ。

 テヘラン市内では、投票所になっているモスクや小学校などの前に、同日午前から長い列ができた。大型バスの中に投票箱を設置する移動投票所も有権者であふれかえり、出足は好調のようだ。テヘラン市内の投票所の担当者は、「4年前以上の勢いだ」と語った。地元メディアによると、イラン内務省は、72・7%だった前回2013年以上の投票率になる可能性があるとしている。

 投票は午後6時までだが、午後10時すぎまで延長されるのが通例という。全投票所で投票終了後に開票が開始され、現地時間の20日夜にも大勢が判明する見通しだ。

 大統領選には、4人が立候補。対外融和を志向する保守穏健派で現職のロハニ大統領(68)と、反米を基調とする保守強硬派のライシ前検事総長(56)の事実上の一騎打ちとなっている。(テヘラン=杉崎慎弥