[PR]

 将棋の佐藤天彦名人(29)と人工知能(AI)のPONANZA(ポナンザ)が対戦する第2期電王戦二番勝負(ドワンゴ主催)の第2局が20日、兵庫県姫路市で始まった。ポナンザが第1局に続いていきなり奇想天外な手を放ち、解説者らを驚かせた。

 佐藤名人の初手▲2六歩に対し、ポナンザが指した2手目は△4二玉。プロの将棋では指されることのない手で、人間同士なら挑発と受け取られてもおかしくない奇手だ。インターネット中継で解説をしている深浦康市九段らも「おー」と驚きの声を上げた。

 ただ、その後は穏やかな手が続き、プロの実戦例も多い角換わりの戦いになった。

 2012年に始まった電王戦では、AIが棋士を圧倒してきた。今回の第1局では、初手に▲3八金という珍しい手を指したポナンザが勝った。電王戦は今回が最後の開催となる。(村瀬信也)