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 東京都は25日、築地市場の土壌汚染調査を市場内の111地点で実施した結果、30地点でヒ素や水銀など5種類の有害物質が土壌汚染対策法が定める基準を超す濃度で検出された、と発表した。

 結果によると、30地点で検出されたのは同法の基準の最大4・3倍の鉛や同2・8倍のヒ素、同1・8倍の水銀など。調査結果は、小池百合子都知事による同市場の豊洲市場への移転を巡る判断に影響する可能性がある。

 築地市場では、2013年に1地点の土壌を調べたところ、環境基準の最大2・4倍のヒ素などが検出されたが、今回の調査で、有害物質による汚染がより広範囲に及んでいる可能性が出てきた。都は今後、土壌や地下水の汚染状況を詳しく把握するため、ボーリング調査を行う。結果は秋ごろまでに出る見通し。

 都は、築地市場の敷地には以前、クリーニング工場があったことなどから、汚染が疑われるとして、今回の調査を実施した。