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 坂出市教委が、旅行業法に抵触する恐れがあるとして、市民から参加者を募って7月に開催予定だったバス旅行を中止したことが29日わかった。無登録で、参加者を募集して宿泊などを手配し、有料ツアーを実施するのは同法違反ではないかと、外部からの指摘があったという。

 市教委生涯学習課によると、市教委主催で、「ほがらかキャンプ」と銘打って7月5~6日に愛媛県へマイクロバスで行く予定だった。今治市内に宿泊し、サイクリングや「伯方の塩」工場の見学、大山祇神社参拝などをする日程だった。

 参加費は1人1万4千円。市内の65歳以上を対象に、定員30人を募集予定だったが、まだ応募者はなかった。市民グループに業務を委託し、委託費12万円を支出。約20年前から毎年実施していた。5月24日から市の公式ホームページに募集告知を掲載していたが、削除したという。

 市教委生涯学習課の森毅彦課長は「全くの認識不足で反省している。お年寄りが毎年楽しみにしている研修旅行なのに申し訳ない。今後の開催方法を検討したい」と話した。県交流推進課は、市教委から事情を聴き注意した。(矢野裕一)