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 スナック菓子「カール」が東日本で買えなくなる。製造する明治が販売エリアを西日本に絞ると発表した。知名度抜群のロングセラーは、なぜ地域限定になるのか。

 菓子がぎっしり並ぶ棚の一角に穴が開いていた。東京都豊島区のスーパー「いさみ屋要町店」。明治が5月に地域限定の方針を発表した翌日、カールを求める客が殺到した。問屋からは仕入れを制限され、在庫はない。「カール・ショック」とも言われた。

 菓子担当の三原慶子さん(37)は「問屋から『カレーあじがなくなるらしい』と聞き、予感はあった」と話す。ポテトチップスに比べ、カールの売れ行きは振るわなかった。「カレーあじ」は在庫品の賞味期限が迫ることもあった。

 全国5カ所で作られているカールは9月以降、松山工場(松山市)に生産を集中、「チーズあじ」と「うすあじ」の2種類に絞る。販売は滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県以西に限る。

 カールは日本初のスナック菓子として1968年に発売。「菓子=甘い物」という常識を覆し、ピークの90年代には年約190億円を売り上げた。しかし、新商品に押され、現在は3分の1ほどに。2000年からは赤字が続いた。手軽に食べられるスティックタイプや大人向けにターゲットを絞った商品を出したが、後手に回った。セブン―イレブン・ジャパンが15年秋に販売をやめ、ローソンも今年2月以降は販売していない。

 実は、明治では3年前から販売…

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