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 三重県鳥羽市の鳥羽水族館の公式ホームページ(HP)が28日深夜から29日午後にかけて、閲覧できない状況になっていたことが水族館などへの取材でわかった。サイバー攻撃を受けたとみられるという。28日夜に何者かがツイッターで水族館HPのアドレスのほか、「人間の娯楽で奴隷になったイルカのために」などと英文で投稿していたといい、県警が関連を調べている。

 県警によると、28日午後11時ごろ、サイバーパトロール中の警察官が、水族館のHPを閲覧しようとしても「接続できません」「タイムアウトしました」の表示になることに気づき、29日朝に水族館に連絡した。水族館側は海外からのアクセスを制限するなどして、29日午後4時半ごろにほぼ復旧させたという。

 鳥羽水族館は2015年11月にも、国際的ハッカー集団「アノニマス」によるとみられるサイバー攻撃を受けており、県警が重点的にサイバーパトロールにあたっていた。水族館では和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカは飼育していない。水族館の情報セキュリティー担当者は「(攻撃は)何が目的なのかは分からず困っている。ほかの水族館が攻撃を受けたことは聞いていない」と話している。