[PR]

 災害時などに中山間地でドローンを有効活用するための実証実験が30日、浜松市天竜区佐久間町中部の天竜川河川敷で始まった。浜松市と浜松医科大、ドローン研究開発のエンルートラボ(埼玉県ふじみ野市)の3者が、今月中旬に結んだ協定に基づき実施した。

 3者は、豪雨で橋や道路が遮断され時などにドローンで医薬品を運んだり、救急医療や遠隔医療に活用したりすることを目指す。この日は、佐久間病院前の河川敷でドローンを自動飛行させ、離着陸実験やGPSの受信状況の確認、飛行していることを周囲に知らせるサイレンやライトの鳴動・点灯実験をした。

 エンルートラボの伊豆智幸代表取締役は「今日は市販機を使ったが、夏までに全天候型で医薬品などをつり下げられる専用機を作りたい」と語った。数キロ離れた浦川診療所まで飛ばすことが当面の目標だが、民家や鉄道の上を通るため、どう許可を得るかが課題だという。