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 2012年ロンドン、16年リオデジャネイロの両五輪の柔道男子100キロ超級を連覇しているテディ・リネール(28)が8月末からハンガリーのブダペストで行われる世界選手権へ向けて、母国フランスの軍事キャンプでトレーニングをした。

 AFP電によると、フランスナショナルチームのメンバーとともに迷彩服に着替えたリネールは、射撃練習や重装備の荷物を背負っての匍匐(ほふく)前進、壁を登る障害などを含んだ3キロの訓練コースなどに挑戦。140キロの巨体を揺らしながら必死に汗を流した。

 フランスチームの軍事キャンプトレーニングは、昨年のリオ五輪前にも実施している。リネールは「普段やりなれないことをするのは重要だ。予期せぬところから敵が攻めてくる戦いは、柔道の試合を思い出させる。息切れするほどのトレーニングを我々は求めていた」と話したという。

 リオ五輪の決勝で、日本の原沢久喜(日本中央競馬会)と組み合わずに小差で勝利を手にしたリネールは、世界選手権では07年に初優勝。以来、08年の世界無差別選手権を含めて8大会連続で優勝している。(竹園隆浩)