[PR]

 世界3大コンクールの一つで、国際的演奏家への登竜門とされるエリザベート王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の選考結果が4日未明、ベルギー・ブリュッセルで発表され、ドイツ在住の日本人、岡本侑也(ゆうや)さん(22)が2位になった。岡本さんは「権威あるコンクールで評価されてうれしい。これからもっと自分の演奏を深めていきたい」と話した。

 岡本さんは東京都出身。音楽家の両親のもとにうまれ、生後すぐにドイツに渡った。音楽学校のイベントでチェロの楽しさを知り、6歳から始めた。ドイツで約10年過ごした後、日本に帰国。当時、サッカーにも熱を入れていたが両立は難しいと判断し、11歳の時にチェロ奏者を志した。

 母の勢津子(せつこ)さん(52)は「練習では全然だめでも、不思議といつも本番で一番いい演奏をしていた。音楽の世界の厳しさは知っていたので、これがなかったら辞めさせていた」と話す。

 岡本さんは2011年に日本音楽コンクールチェロ部門で優勝。東京芸術大学入学後、すぐにミュンヘン音楽大学への留学を決め再びドイツへ。今もミュンヘンで学びながら活動している。

 目指すのは、観客も自分も楽しめ、音楽を共有させられるチェロ奏者だ。今回のコンクールでは客席の雰囲気が良く、これまでにないぐらい伸び伸びとできたという。「とても楽しかった。自分の演奏が発展していくのを感じた」と話している。

 エリザベートという名が冠され…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも