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 八坂神社(北九州市小倉北区城内)の境内で、早咲きのガクアジサイが淡い水色や薄いピンク色に色づき始めた。宮司らが毎年植栽し、株を増やしてきた。西洋アジサイとあわせて約280株が6月中旬~7月初旬に見ごろを迎えるという。

 権宮司の林圭太郎さん(65)によると、ガクアジサイはアジサイの原種といわれ、英彦山の山麓(さんろく)などに生息。こんもりした西洋アジサイとは違い、中央に集まる小さな花を装飾花が取り囲むように咲き、同じ株の花でも少しずつ色合いが違うのが特徴という。

 植栽が始まったのは十数年前から。参道わきや本殿の裏手が荒れ地となったため、林さんらが日陰でも育つアジサイを増やそうと、知人らから分けてもらった挿し木を境内に植えたり、見頃を終えた後に剪定(せんてい)したりして育ててきた。林さんは「お参りだけでなくアジサイも楽しんでもらえたら」と話す。(村上英樹)