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 「ランサム(身代金)ウェア」と呼ばれるコンピューターウイルスを自作したとして、神奈川県警は5日、大阪府内の中学3年の男子生徒(14)を不正指令電磁的記録作成・保管の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。ランサムウェアの作成容疑での立件は全国初という。任意の捜査に生徒は「力試しに作ってみたらできた」と話したという。

 ランサムウェアとは、メールで送られてきた文書などを開くとパソコンのデータが使えなくなり、金を要求されるウイルス。様々なタイプがあり、5月に起きた世界規模のサイバー攻撃で使われるなど、感染被害が急増している。

 捜査関係者によると、生徒は1月、自宅のパソコンでランサムウェアを作り、4月にかけて保存していた疑いがある。感染するとショッピングサイトの電子マネーを要求する内容の画面が表示されるという。

 作成に必要なデータを海外のサイトから集め、作った後は海外サイトにアップロード。任意の調べに生徒は「100人以上がダウンロードした」と説明したが、捜査ではダウンロード先は確認できておらず、金銭被害も把握していないという。

 生徒のパソコンからは別のウイルスも見つかっており、県警は生徒が作ったとみて調べる。

 セキュリティー大手トレンドマイクロによると、国内で昨年1年間にランサムウェアが検出されたパソコンは約6万5400台で、前年の約10倍。新たなタイプのものが世界中で次々に確認され、昨年だけで247種にのぼったという。(佐藤栞)

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 ランサムウェア パソコンに保存された文書や画像などのファイルを暗号化して閲覧できないようにしたり、パソコンを強制的にロックして使えないようにしたりするウイルス。感染すると、元に戻すことと引き換えに、仮想通貨や電子マネーなどを支払うよう要求される。2013年ごろから世界的に広まった。「ランサム(ransom)」は英語で「身代金」の意。