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 駅のホームの水飲み場が、急速に姿を消している。飲み物の自動販売機の普及による利用低迷やいたずら防止などのためだ。ただ、地域によって撤去への関心はまちまち。新たに設置する動きもある。

 日本将棋連盟の拠点・将棋会館の近くにあるJR千駄ケ谷駅(東京都渋谷区)。ホームの中ほどに、将棋の「王将」の巨大な駒の飾られた水道がある。同連盟が1980年に寄贈したもので、公園によくある、上向きに水の出る蛇口がついている。

 晴れた日の昼に1時間、利用状況を観察した。汗ばむ陽気。高齢の男性がうがいをし、肩からカメラを下げたアジア系の男女がふざけて水を出したが、飲んだ人はいなかった。ホームにいた会社員男性(34)は、「のどが渇いたら自販機で買う。ホームの水道は汚そう。飲むのは抵抗がありますねえ」。

 駅の助役は「普通の上水道なので、安全性に問題はない。飲む人もいます」と話す。だが、JR東は着々と水飲み場を撤去している。6年間で約50カ所なくし、2015年度は134カ所に。いたずら防止と、ホームの動きやすさ確保が目的という。千駄ケ谷駅は今のところ対象外だが、駅の改修にあわせ、今後も撤去が進む見通しだ。

 東京メトロは来年5月までに、…

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