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 冬鳥として日本にやってくるジョウビタキが6月になっても軽井沢町内にいるのを、同町でネイチャーガイドをしている「ピッキオ」のスタッフ大塚敏之さん(47)が撮影した。オス、メスの親鳥とヒナ3羽がいたことから、軽井沢で繁殖していたとみられる。

 大塚さんによると、軽井沢で繁殖が確認されたのは初めてではないかという。

 ジョウビタキは10月ごろに繁殖地のロシアや中国北部から日本にやってきて、3月ごろには帰る。撮影したのは6月3日午後3時ごろ。同町追分の別荘地を散策中に、ジョウビタキの親子をみつけた。生け垣と道路を行き来していて、餌をついばんでいたようだという。ヒナは巣立って2、3週間ぐらいとみられる。

 大塚さんは「国設軽井沢野鳥の森」などでバードウォッチングのガイドをしており、野鳥の生態に詳しい。「国内では北海道や八ケ岳山麓(さんろく)でも繁殖例が報告されている。国内で繁殖地が拡大しているとしたら、興味深い」と話している。(桜庭泰彦)